CGK開発者の想うソロキャンプについて

こんにちは。CGKの竹口です。
今回はソロキャンプについて想うことをただただ書いてみようと思います。

●ソロキャンプとの出会い

僕は山登りが趣味なのですが、キャンプらしいキャンプというものはあまりやったことがなくて、
キャンプというよりはただ寝るためにテントを張るという感覚でした。
だから一人用のグリルや椅子やテーブルなどは使ったことがなかったんです(笑)。

ヒロシさんがソロキャンプを広めて、僕もソロキャンプというものを知ったのですが、
ソロキャンプ(僕らはソロ用装備でグループキャンプが多い)をやってみるとこれはなかなかいいなと。
山登りと比較すると快適でゆっくりした時間が過ごせます。
個人的には山登りは水泳で、グループでのキャンプは海水浴、ソロキャンプは温泉にのんびり浸かっているような感覚に近いのかも。

●焚き火について

僕はけっこう田舎の方で育ったのですが、焚き火は小さい頃から好きでした。
今はどこでもやっちゃいけないのですが、小さい頃は浜辺や磯や河原なんかでよく友達と焚き火したりしてましたね。
貝を焼いたり、釣った魚を丸焦げにしたり、意味もなく空き缶で塩水を沸かしてみたり。
寒いから帰ろうではなく、寒いから焚き火でもしようという感覚でしたね。

焚き火台なんて物は存在も知らなかったし、あったとしてもそんなとこに持って行くなんて発想はないような代物でした。
なのでいつも直火。小学生がその辺で火をつけて遊んでいるんだから、危ないったらありゃしないですよね。
小さな町だったので、知っている人ばかりですし、周りの大人が温かく見守ってくれていたんだなと大人になって感じます。
焚き火をしてるとそんなことを思い出したりする今日この頃です。

●ソロキャン道具について

キャンプ用品を作っていながらですが、キャンプ用品を実はあまり知らなかったです。
ソロキャンプ用の商品を調べていくうちに本当にいろんな商品があって、よく考えられているな~と驚くことがよくあります。
中でもやっぱりピコグリルは個人的に衝撃でしたね。
工業系の設計者をやってきているので、強度や重量、使いやすさ、コストなどのバランスを考えることの難しさみたいなものを少しは分かっているつもりで、そんな目でみてピコグリルは本当によくできいると感嘆します。
いつかそれを超えるようなものを作って行きたいと思っています。

●ソロキャンプの今後

流行り廃りはありますが、ソロキャンプは今後も残っていくと思っています。
目まぐるしく変わっていく世の中だからこそ、温泉に浸かるようなゆるやかな時間の中で一人思いを巡らせたり、焚き火を囲んで語り合ったりする時間は貴重だと思います。ソロキャンプはそんな時間を演出する環境としてとても良いものだと感じています。
そんなソロキャンプに持って行く道具として選ばれる商品を作って行きたいです!