クルっとシェード開発秘話

こんにちは。CGKの竹口です。
今回は「クルッとシェード」の開発についてご紹介です。

クルっとシェードって何?

オイルランタンに後付けして、下方を明るく照らしてくれるランタンシェード。
「ランタンシェード使いたいけど、ちょっとかさ張るんだよな~」そんなスタッキングにこだわるキャンパーさんのご要望に応えました!
「クルっとシェード」はそんなランタンシェードの中で軽量且つ、折り畳み式で薄くコンパクトに収納でき、しかも使う時はクルっとひっくり返すだけで簡単に使える優れものです。

ご好評につき、各サイズ展開中です!

・フュアハンド276・デイツ78・キャプテンスタッグオイルランタン<中>用:「クルっとシェード」
・キャプテンスタッグオイルランタン<小>用:「クルっとシェード ミニ」
・GOAL ZERO用:「クルっとシェード マイクロ」

始まりは一般の方からのご提案から

この商品の型式は「UM-**」。通常僕たちの商品型式は「CGK-***」でCGKから始まるのですが、この商品は一般の方からのご提案を商品にさせて頂きました。なので型式はその方の頭文字を使わせて頂いています。
ある日僕たちのお問い合わせメールにこんなランタンシェードを作ってほしいという熱いメッセージを頂きました。
まだまだ認知度の低い僕たちにご要望頂いた嬉しさと、僕たちにとてもマッチングする内容であったので取組ませて頂きました。
ご提案頂き本当にありがとうございます!
その後何度か試作を繰り返し、その方へも都度サンプルを送付し意見交換をしながら完成させた商品となります。

クルっと機構は偶然生まれた

始めは組立式で考えていました。
でも試作を作ってみると組立にくく、場合によっては少しずれたりする。
どうにかならないものかと悩みながら試作品を触っているとクルっとひっくり返りました。
その瞬間、これめちゃくちゃいいじゃん!となったのがきっかけですね。
ロジカルに考えた末に生まれた物だったらかっこよかったんですが、いろいろやってみてよかったということで(笑)

こだわりの板厚

サイズ感や角度などもそうですが、一番迷ったのは板厚でした。最初に作ったのは「クルっとシェードミニ」ですが、0.1mmがいいのか0.2mmがいいのか。試作を作ってみると0.1mmはクルっとしやすいけど、弱そうな印象が。0.2mmはしっかりしてるけどちょっとカタいし。。。
クルっと感を求めてご提案者の方とも意見交換をしながら、結果ちょうど真ん中の0.15mmに。一回り大きい「クルっとシェード」は0.2mmで径の大きさによって板厚を替えています。ぜひこの0.05mmの違いが生むクルっと感をお楽しみください!